沿革
50年におよぶハイスコープの軌跡
ハイスコープ教育研究財団は、心理学者であるデイヴィッド P. ワイカート博士によって設立されました。ハイスコープ教育研究財団は、すべての子どもには計り知れない可能性があり、幼児期の教育によって将来の成功が高まることを証明するため、50年にわたり様々なことに取り組んでいます。
その画期的な教育は、アメリカのミシガン州から始まりました
1962年、ワイカート博士とペリー小学校の校長であるチャールズ・ユージン・ベイティは、質の高い幼児教育が子どもたちにどういった影響を与えるのか、研究をはじめました。その研究は教育分野に変革をもたらし、幼児教育の軌跡を大きく変えるきっかけとなりました。その後、1970年にワイカート博士は「ハイスコープ教育研究財団」を設立。ハイスコープジャパン設立に至る今日まで、世界10カ国以上で多くの子どもたちの未来を変えています。
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1962
ペリー就学前プロジェクトが始動
イプシランティ公立学校の心理学者であるデイヴィッド P. ワイカート博士は、イプシランティのペリー小学校で、ミシガン州初のアフリカ系アメリカ人の校長であったチャールズ・ユージン・ベイティと協力して、ペリー就学前プロジェクトを開始しました。
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1970
ハイスコープの設立
ワイカート博士は、独立した非営利組織としてハイスコープ教育研究財団 を設立し、ペリー就学前プロジェクト(Perry Preschool Project、現Perry Preschool Study)の作業を継続し、ハイスコープ カリキュラムを開発しました。
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1971
デモンストレーション幼稚園
「ハイスコープ デモンストレーション幼稚園」は、イプシランティコミュニティの3~4歳の子どもたちを受け入れています。今日、デモンストレーション幼稚園は、3~5歳の子どもたちにプログラムを提供しています。
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1973
国際会議を開催
ミシガン州イプシランティで最初の年次国際会議を開催しました。
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1985
ハイスコープトレーニングを開始
幼児期のケアと教育におけるリーダーの育成をはじめました。現在、ハイスコープでは管理者、カリキュラムスペシャリスト、教師、保育提供者をトレーニングしています。過去35年間、アメリカのすべての州と20以上の国でトレーニングを実施してきました。
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1988
ハイスコープ海外支部開設
最初の国際機関である HighScope UK Institute をロンドンに開設しました。現在、世界中に10のハイスコープ関連組織があります。
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1992
子どもの観察記録 (COR)をリリース
未就学児向けの調査に裏付けられた観察に基づく評価ツールであるCORの初版をリリースしました。
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1996
ペリー就学前プロジェクトの費用便益分析
『Lives in the Balance : Age-27 Benefit-Cost Analysis of the HighScope Perry Preschool Program』を発行。これは、ペリー就学前プロジェクト(Perry Preschool Project)の最初の費用便益分析研究です。
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1998
ペリー就学前プロジェクトの品質評価(PQA)ツールを導入
プロジェクトの質を評価し、スタッフのトレーニングの必要性を判断するのに役立てます。
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2000
『Tender Care and Early Learning』の発行
乳幼児向けのカリキュラムである『Tender Care and Early Learning : Supporting Infants and Toddlers in Child Care Settings』を発行しました。
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2005
就学前~40歳までの幼児教育研究を発行
『Lifetime Effects : The HighScope Perry Preschool Study Through Age 40(生涯効果 : 40歳までのペリー就学前の研究)』を発行しました。
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2020
ハイスコープ設立50周年
ハイスコープが幼児教育の向上に貢献し続けて50年が経ちました。(1970–2020)
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2022
ハイスコープ ペリー就学前研究(HighScope Perry Preschool Study)のアニバーサリー
ミシガン州イプシランティのペリー小学校で、ワイカート博士とベイティ学校長によって開始されたペリー就学前研究の60周年記念が祝われました。