ハイスコープは、OECD(経済協力開発機構)から「科学的に根拠のある世界5大幼児教育カリキュラム」のひとつとして認められ、世界で普及している米国発の幼児教育です。私たち ハイスコープジャパンは、ハイスコープを日本で広め、運営する唯一の団体です。
50年におよぶアメリカでの研究により、幼児教育が子どもの将来にもたらす絶大な影響が明らかとなり、注目を浴びました。質の高い幼児教育を受けることで、将来の幸福度があがることが科学的に証明されたのです。内閣府のホームページなどでも「世界的に著名な研究」として紹介されているその研究・ペリー就学前プロジェクトをベースにつくられたのがハイスコープ幼児教育であり、研究を継続しつつ、現在では世界10カ国以上の子どもたちの未来を変えています。
ハイスコープの幼児教育では、子どもの自発性や社会性、問題解決能力など、日本の教育で重要視されてきている「非認知能力」を育みます。対話を重視したハイスコープで言語能力が発達した子どもは、振る舞いのコントロール、コミュニケーション能力など、社会性や生きる力のベースを学び取ります。その結果、生涯使えるスキル「実行機能」として、自分で自分の未来を切り開く力を身につけていきます。
詳しく見るハイスコープの紹介イベント(2024年5月25日開催)
※この動画は2024年5月25日に実施したオンラインイベントの録画映像(一部編集版)です。
ハイスコープカリキュラムは、子どもの主体性や興味にもとづいたアクティブラーニングをベースとしています。
子どもはみな、興味関心があることに関しては、自ら積極的に学んでいきます。アクティブラーニング(積極的参加型学習)を採用しているハイスコープでは、大人からの一方的な指示ではなく「子ども主体のあそび」や「五感を通した豊かな経験」を積み重ね、意図的に子どもの学びの意欲を引き出します。能動的な学びの楽しさを知り、自己効力感を得た子どもは生き生きと学びのプロセスの第一歩をふみだしていきます。
ハイスコープは、子どもが自らあそびの計画を考え、実行し、振り返りを行う「プラン・ドゥ・レビュー(計画 - 実行 - 振り返り)」など、独自のカリキュラムを提供しています。子どもは、この活動を毎日繰り返すことで、問題を解決しながら物事をやり遂げる力など、さまざまな能力を身につけていきます。大人はパートナーとして、放任にならず干渉もしすぎないよう、子どもの発達に適切なサポートを行い、次のステップへの成長に足場をかけます。
詳しく見る一部写真は「みらいくほいくえん」よりご提供いただいています